中国のTHAAD報復…韓国との軍事協力も中断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.09 08:39
韓国と米国が昨年7月、在韓米軍の高高度ミサイル防衛(THAAD)体系配備を決めた後、韓中の軍事交流および訓練が全面的に中断したことが分かった。
韓中は2011年7月の国防相会談で国防分野戦略的協力パートナーシップ関係に格上げし、2015年12月には国防相間のホットラインも開設した。
しかし韓国国防部の当局者は8日、「昨年7月以降、中国が9件の軍事関連日程を一方的に取り消し、ホットラインはもちろん、すべての交流が中断した」とし「戦略的協力パートナーシップ関係と見ることはできない状況」と述べた。実際、昨年予定された韓民求(ハン・ミング)国防部長官の訪中要請に中国は応答せず、ホットラインは切れた状態だ。さらに2011年から毎年開かれていた次官級国防戦略対話に中国が応じず、会議自体が白紙になった。