世界最高の水素車を開発しても…200充電所設置事業が結局白紙化(1)

世界最高の水素車を開発しても…200充電所設置事業が結局白紙化(1)

2018年01月12日09時33分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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(株)暁星が蔚山玉洞水素複合充電所に設置した水素充電装備。
  8日(現地時間)、米ラスベガス家電見本市(CES)2018で公開された現代自動車の水素車新作「ネクソ(NEXO)」。5分間の充電で590キロメートルを走ることができる走行効率はトヨタの「ミライ(MIRAI)」(502キロ)、ホンダの「クラリティ(CLARITY)」(589キロ)より高い。価格も補助金を受ければ4000万ウォン(約417万円)台で購入することができる。この自動車が韓国道路の上を走ればどうなるだろうか。現代車のパク・ミンヒョン広報チーム部長は「現在、国内の高速道路には水素充電所がただ1カ所もない」として「平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)で自動運転水素車をリリースするために必要な水素充電所も私費30億ウォンを投じて作っている」と説明した。李起相(イ・ギサン)現代車専務はCES展示場で新型水素車発表直後、取材陣に「日本は驚くほど水素エネルギーを未来のエネルギーにする計画をよく履行している」として「韓国は具体的な計画もなく、政府部署(国土交通部と産業通商資源部)ごとに目標も違って紛らわしい」と吐露した。

  このような状況で政府の水素車のインフラ普及計画が初期段階から支障をきたしている。国土部が2025年までに全国道路網に水素充電所200カ所を建てようとしていた「水素複合充電所(複合サービスエリア)」事業が結局、失敗に終わったことが11日、分かった。昨年2月に始めたこの事業は民間事業者が水素充電所事業に進出できるようにサービスエリア営業を許容する政策だった。水素充電所の運営だけでは金儲けにならないため、サービスエリア営業で収益をあげることができるようにしたものだ。

  だが、政府・政界の関心不足や予算の不備、売り上げの減少を懸念した既存の高速道路サービスエリア事業者の反発などで結局、政府は事業をあきらめることにした。国土部のイ・ヨンウク道路政策課長は「水素複合充電所事業がサービスエリア開発事業のように変質すれば、既存のサービスエリア事業者との摩擦が生じる可能性がある」とし「事業者の選定過程で大企業に対する特別優遇問題も生じる可能性があるなど、政策の現実性が落ちると見た」と話した。

  国土部は昨年末、複合サービスエリア敷地の確保のために50億ウォンの予算を申請したが、企画財政部の予算審査を通過することができなかった。正しい政党のイ・ハクジェ議員が高速道路サービスエリアにおける水素充電所設置事業のために申請した320億ウォンの予算も国会予算審査で切られた。

世界最高の水素車を開発しても…200充電所設置事業が結局白紙化(2)

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