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【社説】政治テロは民主主義の公敵である

2006.05.22 08:00
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朴槿恵(パク・クンヘ)ハンナラ党代表がテロにあった。耳の下から頬にかけて60針縫い、頚動脈を切るところだったという。殺人未遂に近いテロだ。民主化された国でどうしてこのような野蛮な事件が起こったのか、慨嘆を禁じ得ない。暴力で意志を表現するテロは民主主義の敵だ。徹底的に捜査して関連者を戒めなければならない。

しかし警察の初動捜査は十分でない点が1つ、2つではない。李宅淳(イ・テクスン)警察庁長は記者会見で、テロ容疑者らはお酒を飲んだと言った。しかし犯人のチ・チュンホはアルコール検査で0が出た。警察が共謀可否を否定的に見ているパク・ジョンニョルの飲酒事実で弁解ができることではない。事件をまともに報告を受けていようが受けていまいが、公式会見でそのように言うことは、事件の真相を濁ごそうと思ったと疑われるほかない。

 
韓国の歴史には政治テロが何回もあった。白色テロも、赤色テロもあった。しかし政治的事件は大部分その黒幕がはっきりしないまま終わっている。今回の事件だけは徹底的な捜査を通じ、黒幕があるのか、チ・チュンホとパク・ジョンニョルが共謀したのか、ハンナラ党の主張どおりほかに共謀者はいないのか、国民が十分に納得するよう明かさなければならない。

権力集団ではない無頼な輩の凶器テロは解放直後の混乱期でも見られた。今回の事件は時計の針を逆に回してその時代にまた戻ったのではないかという錯覚を起こさせる。あのときは民主主義の経験もなく、理念の対立と政治集団間の利害関係が鋭く対立した時代だった。

しかし最近の政治状況もそれと違わない。冷戦が終息し、理念対決の勝敗が現われたのはいつのことで、左と右、地域と地域の対決が極限をいっている。こんなに国民が分かれ、互いに憎悪、対立するようになったのは政界の責任が大きい。対立を増幅させ、政治的反対者に対する敵愾心を煽ってきた。与・野党が正常な対話と交渉ができない。大衆を先導して動員するのが政界の日常事になった。

そう考えてみると一般社会からも政治問題に対しては合理的な討論文化が消えて久しい。集団心理に荒された極端主義者がいつでもまた違う犯行をすることができる環境だ。それでも与・野党政界が徹底的な捜査を促して物静かに対応していることは幸いだ。ややもすると確認されない主張と攻撃は国民をさらに大きな乱れと対立に追いこむことがあり得るからだ。

一部の放送やインターネットなどメディアにも責任がある。政策に対する批判を超え、政治家を浅薄に戯画化したパロディや憎悪心をそそのかす偏狭的報道はなかったのか、反省しなければならない。目的さえ正しければ手段は重要ではないというやり方の主張、弱者の暴力は正当防衛という牽強付会はなかったのかも振り返らなければならない。今も一部インターネットには今回のテロを擁護し、被害者の人格を侮辱する書き込みが数知れぬほど多い。ネチズンたちも罪の思いがまひしたこうしたやり方のサイバーテロが民主主義の敵だという点を深刻に認識しなければならない。

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