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【現場から】ハングルの案内板を出したCESコリア・ゾーン…英語の質問に慌てる職員

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.12 09:05
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10日、CES2018展示場で韓国企業が集まる「韓国館」には数人しか訪問せず閑散としている。大型TVで紹介された韓国企業のブース位置を韓国語だけで表示した場合も見られた。
#1.10日(現地時間)、米国ネバダ州ラスベガス「CES(消費者家電展示会)2018」でフランスのスタートアップ企業が集まる展示空間は観覧客であふれていた。そこに入るなり目に入るのはフランスのスタートアップ振興政策を示す「ラ・フレンチテック」の高くそびえたつ看板だ。前途有望なスタートアップ企業を選定して支援する「ラ・フレンチテック」はグローバル・スタートアップ業界で1つの固有ブランドとして位置を確立して久しい。

#2.同時刻、韓国の中小企業が集まっているサウス・プラザは閑散としていた。開幕初日の9日同様、ブースごとに2~3人訪れる程度だった。主に該当企業の関係者だけで集まり、座って話をしていた。英国から来た情報技術(IT)アナリストのベンジャミン・ウッド氏がスマートフォンの部品を作るある韓国の中小企業のブース前に立った。「同じような製品がすでに多くあるが特徴は何なのか」というウッド氏の質問を受けたある職員は慌てて他の職員を探した。

 
世界最大のIT博覧会とされるCESで、韓国から参加したスタートアップ・中小企業の面々を見れば惜しい点が1つや2つではない。ことしCESに参加した韓国企業は合計179カ所で歴代最大規模だ。サムスン・LGのような大企業の他にも優秀な技術で武装した小規模でも優秀な企業も多い。問題はグローバル舞台に立った経験のない大多数の企業が「アマチュアらしい」準備でCESという貴重な場で絶好のビジネスチャンスを逃しているという点だ。このような中小企業の未熟な点を補充できるのは政府だ。台湾政府が準備した「台湾テック」ブースの前には大型ディスプレイが4つ設置されていた。多様な企業の商品をひと目で見れるように簡潔に紹介し、商品の核心原理をスクリーンで見せる。韓国政府が準備したブースの大半が仕切りだけ立て、製品とカタログだけ置いていたのと対照的だ。さらに開幕初日なのにまだブース設置が終わっていない韓国企業も多数目についた。

カラフルな看板で世間の注目を集めたイスラエル企業は展示空間を完全に新たに設置し直した。企業のイメージと広報映像を映す大型TVも企業ごとに1台ずつはある。台湾・イスラエル企業のブースは1日中訪問客でいっぱいだった。

韓国のような非英語権国家は言語問題も大きな障壁の中の1つだ。中国・深せんで折りたためるスクーターを作る「リリンク」のステファン・ジンCEOは本土の中国人なのに流ちょうな英語力で記者にスクーターの性能を説明した。彼は「深せん地域の様々スタートアップ企業と共に展示会参加を準備し、情報を共有する」と話した。

毎年繰り返される政府や傘下機関の「別々ブース」も問題だ。今回のCESでもKOTRA、韓国情報通信技術産業協会(KICTA)、創業振興院、大邱(テグ)テクノパークが別途ブースを構えた。「CESに〇〇社が参加した」という数字にばかり自負心を持って広報に熱を上げる政府機関の安易な態度も眉をひそめさせられる。

サッカー場(7140平方メートル)33個分より広い28万平方メートルのイベント会場で韓国中小企業は一桁しかなく、「KOREA」という名前で集まっていたならばと考えると残念だ。

その中でも事前に徹底した準備を行った一部の韓国のスタートアップ企業の善戦が目についた。バーチャルリアリティ(VR)分野で「CES最高革新賞」を受賞した韓国の「ルックシード・ラボ(Looxid Labs)」は3カ月にわたり今回のCES参加の準備を行った。同社は脳波と瞳の動きを読んで人の心理を読むVR機器でCES観覧客の注目を一身に受けた。ルックシード・ラボのチェ・ヨンウク代表は「かなり前から製品準備を完ぺきに終えている」とし、「お客さんにどのように応対しなければならないのかについてシナリオを準備し、職員と一緒に何度もリハーサルを行った」と説明した。チェ代表は「B2B(企業間取り引き)顧客を確保するために会場内をたくさん回るつもりだったが多くの方が直接ブースを訪ねてくれ、強いて動き回る必要がなくなった」と説明した。

今回のCESに参観したスタートアップ・アライアンスセンターのイム・ジョンウクセンター長は「政府がグローバル行事に参加することができるように財政的な支援だけ行うのではなく、どうすれば広報とビジネスをうまくできるのかノウハウと経験を伝授することの方が重要だ」と強調した。彼は「中小企業・スタートアップも政府の支援を受け、このような行事に参加するのに意義を置くのではなく、より切実に売り込むために刻苦の努力を尽くさなければならない」と強調した。(ラスベガスにて)

ハ・ソニョン/産業部記者

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