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ムーディーズ「日本国債は格下げ対象」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.01 11:03
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米格付け会社ムーディーズが日本の国債を「格下げ対象」に分類した。

ムーディーズは31日、「日本の経済成長に対する懸念が深まっているうえ、財政赤字削減に向けた信頼できる対策が不足している」とし、「格付け見通しを格下げ対象に分類した」と明らかにした。

 
「格下げ対象」は「ネガティブ」より悪い評価。状況が改善されなければ3カ月後には格下げもあるという意味だ。必ずしも格下げになるわけではないが、日本経済状況を考慮すればその可能性も排除できない。

日本政府の財政赤字は東日本大地震のために増え続けている。経済協力開発機構(OECD)は最近、来年まで日本政府の財政赤字が国内総生産(GDP)比219%に増えると予想した。

日本の実物経済は最近2期連続でマイナス成長した。専門家が話す沈滞段階に入ったのだ。さらに菅直人首相に対する信頼も揺れている。政治的リーダーシップ危機まで膨らんでいる状況だ。

日本国債に対するムーディーズの格付けは現在「Aa2」。最高のトリプルA「Aaa」より2段階低い。

ムーディーズは今年2月22日、日本国債の格付け見通しを「ポジティブ」から「ネガティブ」に引き下げた。

フィッチは日本国債を「AA-」と評価したが、5月27日に格付け見通しを「ネガティブ」に引き下げた。S&Pは今年1月、日本国債を最高より3段階低い「AA-」に格下げし、4月には格付け見通しも「ネガティブ」に引き下げた。

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