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【コラム】シリコンバレーは264点、ソウルは2.4点

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.12 09:09
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昨年研修のために滞在した米カリフォルニア州サンラモンは人口8万人の小都市だ。丘で牛がのんびりと草を食べる風景を見ることができる。しかし視線を変えれば雰囲気が変わる。住民はベンツ・ポルシェのような高級車に乗ってマートを行き来する。コミュニティーセンターではブランド品を身につけた女性たちがボランティアをしている。

のどかな田舎の村を豊かな村にしたのはここから50キロほど離れたシリコンバレーだ。アップル・グーグル・フェイスブックのようなグローバル情報技術(IT)企業に高級人材が集まり、相対的に住居価格が安くて余裕がある地域を探したところ、ここに定着することになったのだ。シリコンバレーが近くにあるため、近隣広域都市圏「ベイエリア」は完全雇用水準を維持し、投資金が集まる。シリコンバレーのおかげだ。

研修期間の1年間、なぜシリコンバレーで革新的な企業が数多く誕生したのかが気になった。シリコンバレーの数人の企業家に会って出した結論は、60年間ほど自生的に構築された創業生態系が原動力という点だ。

 
企業がつぶれ、新しい企業がその場所に入ることが繰り返されながら、シリコンバレーでは失敗を次回の創業の成功確率を高める資産と見なされてきた。可能性があるスタートアップに投資するベンチャーキャピタルは企業が軌道に乗るまで各種助言を惜しまない。M&A(企業の合併・買収)が活発であるため、会社を売却して資金を回収するのも容易だ。スタンフォード・UCバークレーなど近隣大学には企業創業教科目が別にあるほど若い人材の「企業家精神」も充満している。多様な人種・文化が混ざりながら変わったアイデアが芽生え、隔意なく意思疎通してシナジー効果を出す。

韓国は創業生態系を構築するために人為的にシリコンバレーを真似た。金大中(キム・デジュン)政権のベンチャー活性化から朴槿恵(パク・クネ)政権の創造経済まで、さまざまな政策が出てきたが、スタートアップ特有の自活力を落とし、モラルハザードという副作用ばかり招いた。規制も多い。世界100大スタートアップのうち57社は現在の事業モデルでは韓国で事業ができない。米国の市場調査機関「スタートアップゲノム」が世界の主要都市別創業生態系価値を評価した結果がこれを表している。1位のシリコンバレーは264点を受けたが、ソウルは100分の1にもならない2.4点だった。

ある企業家は成功の原因を「政治・行政の中心地である首都ワシントンDCから遠く離れているため」と語った。官僚・政治家に会うのも難しく、3時間の時差でメインニュースにも鈍感だという。このため向こう見ずに従来の秩序・通念を変えることができると信じる人が多いというのが彼の主張だ。半分は冗談だろうが、個人的には気になる点がすっきりと解けるような言葉だった。

ソン・ヘヨン/産業部次長待遇

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