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【時視各角】「平壌のマクドナルド」より「北朝鮮の非核化」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.16 13:03
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先月18日、マールアラーゴリゾートの日米首脳会談場。

まず安倍首相がトランプ大統領に切り出した。「ドナルド!どんなことがあっても北朝鮮にはCVIDを貫徹しなければならない」。「ウン?シンゾー、ところでCVIDって何?」

 
トランプ大統領のこの返事に安倍首相は茫然自失したという。なにごともないようにトランプ大統領に説明したりしたが…。会談場を出た安倍首相は同席した日本の官僚にこう打ち明けたという。「あの人、本当に(CVIDが)何のことかわからないのではないか?」

同日の会談ではこうした話も行き交った。「シンゾー、日本の対米貿易黒字はひどすぎるのではないか。もっとしっかりやってくれ。防衛費分担問題もまた見直さなければならない」(トランプ大統領)、「いや、それ(防衛費分担金)はすでに適正だと評価が下されたものだが…」(安倍首相)、「シンゾー、私はあなた個人も好きだし日本という国も好きだ。だが私が最高に好きな国家指導者がだれかわかるか。まさに習近平だ」(トランプ大統領)。

トランプ大統領のベストフレンド(最も親しい友達)を自任した安倍首相はこの言葉にもう一度衝撃を受けた。だがトランプ大統領は会談場を出るとすぐにいつそうしたかというように安倍首相の手をつかんで揺さぶり笑った。

当時会談に同席した関係者が伝えるこの場面はシンガポールでのトランプ・金正恩(キム・ジョンウン)会談の予告編でもある。

まず、トランプ大統領は専門的な用語駆使や詳細なことにこだわらない「荒々しい談判」に出る可能性が大きい。金正恩を荒々しく責め立てるだろう。主題も乱高下するだろう。韓国にとっては良いことかもしれず悪いことかもしれない。

もうひとつの示唆点は中国。トランプ大統領は「最高に好きな」習近平とある種の約束をした可能性が大きい。ポンペオ国務長官が平壌(ピョンヤン)から帰国していきなり「韓半島(朝鮮半島)全体の非核化」という話をあえてしたことや、トランプ大統領が翌日の閣議で「習主席に感謝する」と述べたことは意味深長だ。米国内で在韓米軍縮小・撤収の話が盛り上がっている理由と関係なくはないだろう。

週末にかけポンペオ長官、ボルトンNSC補佐官が競争的に「北朝鮮版マーシャルプラン」「北朝鮮核テネシー搬出」を話した。これに対し韓国メディアは「非核化案が具体化した。これから北朝鮮は西欧資本の角逐場になるだろう」として盛り上がっている。だが米国メディアはファクト伝達水準だ。核心関係者の見方も冷ややかだ。北朝鮮の反応を推し量る、すなわち神経戦であることを知っているためだ。そんなに簡単にできることでもなく、そこまで行ってもいない。

それでもトランプ・金正恩会談の成功の可能性を占うならば? 私の返事は「ひとまず100%」だ。すでにそのような方向に組まれている。だれもが会談後に歓呼するだろう。だが問題はそれからだ。トランプ大統領の合意は雑かもわからないか、米国の傍点はあくまでも「非核化」だ。「制裁解除」ではない。確実な非核化を自分たちの目で確認しない限り制裁を解く可能性はほとんどない。ひとまず北朝鮮に強硬な米議会がそれをするはずがない。いざという時には適当な時点で状況をぶち壊すこともできる。だから早くから「マクドナルド進出」を云々するメディアも、国民もない。制裁解除がない限り投資もないためだ。

対照的に韓国の傍点はすでに「制裁解除後」に行っている感じだ。北朝鮮の「非核化」を既定事実化する雰囲気だ。トランプ大統領が中国に代わる低価格生産基地として北朝鮮を選んだとか、すぐにでも北朝鮮の鉱物資源を狙い全世界の企業が駆け付けるかのように話をする。何か浮き足立っている。そうする時ではない。25年間成し遂げられなかった非核化だ。いまは平壌のマクドナルドを論じる時ではなく北朝鮮の非核化を論じる時だ。

キム・ヒョンギ/ワシントン総局長

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