米商務省「中国産サムスン・LG洗濯機、ダンピング」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.12 11:10
サムスン電子とLGエレクトロニクスの中国産家庭用洗濯機に対して米国商務省がダンピング判定を下した。11日、米ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、米商務省は9日(現地時間)、中国で生産されたサムスン・LGエレクトロニクスの米国輸出向け大型洗濯機が米国市場でそれぞれ52.51%、32.31%と反ダンピングマージンで販売されていると結論付けた。米大手家電メーカーのワールプールが昨年12月、「両社の洗濯機の米国における販売価格が中国における生産価格より安い」という内容の問題提起をした。
米商務省はこの問題を検討したところ、7月にすでに「サムスン電子に最大111%、LGエレクトロニクスに49%の反ダンピング予備関税を課す」という内容の予備判定を下したことがある。今回の商務省の判定については、米国国際貿易委員会(ITC)が来月の関税賦課を含め、最終結論を出す予定だ。