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2016年ノーベル医学生理学賞、大隅良典氏-基礎科学の典型(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.06 09:30
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1988年に43歳の年齢で助教授になり、大隅氏は初めて独立的に研究室を運営することになった。この時、大隅氏はうまく進んでいたプロジェクトをすべて安楽教授に譲って自分の課題を持った。当時はまだ液胞内で何がどのように溶解するかは全く知られておらず、関心を持つ人もいない時だった。すでに液胞専門家だった大隅氏は、すぐに一般光学顕微鏡と電子顕微鏡でオートファジー現象を初めて観察した人物となった。酵母は遺伝学的な研究が可能だったたため、大隅氏は特に飢餓状態でのオートファジーに関与する遺伝子を探したが、一次でなんと15個も発見した。当時、研究員はわずか3人だったが、幸い、酵母のすべてのゲノム情報が明らかになり、速いペースで変異株を分析することができた。15個のうち一つを除いてすべて新しい遺伝子だった。酵母を使うと分析が速やかに進んだ。その後、国立研究所に移った大隅氏は植物とほ乳類動物にもオートファジー遺伝子があることを知り、このシステムがすべての生命体で作動していることを明らかにした。あっという間にオートファジーはホットイシューになった。

自身について大隅氏は「私は人がやっているテーマで競争するより、やらないことを選んで自由に研究することを望む」と語った。大隅氏は1990年代にはすでに流行が過ぎたと考えられた酵母という単細胞真核生物を、それも人気が低いテーマの液胞を選択した。しかし大隅氏の発見はすべての高等生物界に適用され、さらに重要な役割をすることが明らかになった。大隅氏の受賞は生命科学分野で酵母のようなモデル生物の価値、基礎科学者の姿勢、そして研究テーマの選択という側面で貴重な教訓を与えている。

 
金善栄(キム・ソンヨン)ソウル大生命科学部教授


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