<アジアカップ>韓国、きょう豪州とA組最終戦
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.17 09:47
14年前に夢を抱いて単独でサッカー留学に来た中学生が、韓国代表の主将になって帰ってきた。奇誠庸(キ・ソンヨン、26、スウォンジーシティ)が少年時代を過ごした豪州ブリスベンでより大きな夢を抱いている。
17日午後6時(日本時間)に韓国-豪州のアジアカップA組第3戦が行われるブリスベンは、奇誠庸にとって特別なところだ。中学1年から4年半の間、ブリスベン付近のジョンポールカレッジサッカースクールにサッカー留学をした。奇誠庸を教えたジェフ・ホプキンス・コーチは「奇誠庸は才能を生かすために頑張って努力していた。自信があふれる一方、謙虚だった」と振り返った。
ジョンポールカレッジを卒業した2006年以来9年ぶりに、奇誠庸がまた豪州を訪れた。現地メディアも大きな関心を見せている。豪州の記者らは韓国代表が練習するたびに「キャプテンはどこにいるのか。奇誠庸にインタビューしたい」と要請した。豪州国営放送ABCは奇誠庸に関する特別番組も放送する予定だ。