【取材日記】仁川空港だけ「THAAD無風地帯」にはなりえない
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.14 14:27
最近5年間の平均営業利益率が53.8%に達する企業がある。韓国銀行が2016年外部監査対象企業を調査した結果、韓国企業の平均営業利益率が6.1%だった点を勘案すればこの数字は驚異的だ。その主人公は仁川(インチョン)国際空港公社だ。
仁川空港の営業利益を支えているは免税店だ。昨年、仁川空港全体の営業利益の66%が免税店のテナント料からの収入だった。ロッテ免税店は2015年から5年間で計4兆1000億ウォン(約4000億円)のテナント料を支払うことになっている。このような高いテナント料は昨日今日のことではないが、免税店は免税事業の堅調な成長と韓国第1空港の象徴性を理由に事業を維持してきた。