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ここはサハラ砂漠…韓国の技術でエビ育てる

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.29 11:09
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サハラ砂漠地帯のアルジェリア・ワルグラ州に韓国の技術でできたエビ養殖センター。韓国政府はこの養殖場建設のために6年間、専門家派遣や機資材支援などで約600万ドルの公的開発援助資金を投じた。(写真=韓国海洋水産部)
「ひょっとして、砂漠で食糧資源を確保する方法はありませんか?」

2011年に北アフリカ・アルジェリア地域で公的開発援助(ODA)事業を推進した韓国の担当者に現地の官僚が投げかけた質問だ。見方によっては荒唐無稽なこの提案は6年かけて現実となった。それも海で育つエビをサハラ砂漠のまん中で養殖するという奇抜な形態だ。

 
28日、韓国海洋水産部と韓国国立水産科学院はアルジェリア北中部のワルグラ州にエビ養殖センターを建てて現地で竣工式を開いたと明らかにした。

このセンターはサッカー場12個分の大きさ(10ヘクタール)で研究棟、室内外飼育棟、飼料製造場などが備えられている。年間最大100トンのエビが生産できる規模だ。すでにエビの養殖にも成功している。昨年10月に試験養殖に入り、竣工式の日にエビ500キログラムが取れた。

砂漠でエビを養殖しようというアイディアは現地の独特の事情から始まった。

水産科学院のチョン・ジェチョン研究官は「かなり前からアルジェリアに韓国の養殖技術を伝授したいという要請をしてきたが、現地の沿岸地域は規制が厳しく現実的に養殖場を設置するのは困難だった」と話した。

アルジェリアの要望で砂漠地域の条件を調査したところ、思いがけない可能性が垣間見えた。表面は砂でいっぱいだが、地面を掘り下げると塩分を含む地下水が出てきた。

アイディアを現実化したのは韓国の養殖技術だ。微生物と植物プランクトンを活用して養殖水の中の汚染物質を浄化させ、これを再び養殖生物の餌に使う循環器術(パイオプルラク)が活用された。水の交換なしで養殖ができる環境にやさしいやり方だ。養殖品種も環境によく適応し、各種の病気に強いバナメイ(シロアシエビ)を選んだ。

26日に開かれた養殖センター竣工式には長官級など現地の高官が参加した。アルジェリア漁業水産部長官は「韓国の技術力を基にアフリカで養殖の新しい一頁を開くことになり非常にうれしい」と感謝の気持ちを伝えた。

行事に参加した海洋水産部関係者は「砂漠のまん中で生きているエビを味わう試食行事が同時に行われ、竣工式がまるでお祭りのような雰囲気だった」と話した。

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