<CES>モーターショーのような家電ショー…世界各社が「スマートカー」競う(3)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.10 13:10
IT企業も自動車を活用した展示に乗り出した。インテル・サムスン・ソニー・クアルコムなど主なIT企業のブースでは、全て自動車を見つけることができた。日本のパナソニックは自社のリチウムイオンバッテリーが入ったテスラモーターズの車を展示して、ブース左側全体にカメラ・センサーなど各種の電装部品を展示した。ソニーは自社のオーディオシステムが入ったフォード車を入れた。スピーカーが車内のあちこちに入っていて音楽をかければ座席シートが響くほどだ。この日、ノースホールの展示場を訪れたLG電子の具本俊(ク・ボンジュン)副会長は「自動車のスマート化が加速しているので、これに合わせて電装部品の分野で徹底した備えが必要だ」と話した。
スマートカーが花のつぼみを開かせたとすれば、一方でウェアラブル機器がすくすく伸びるための種をばらまいた。インテルが新しく公開したSDカード形態のミニコンピューター「インテルエジソン」は、今後出てくるウェアラブル機器の土台になると予想されている製品だ。エジソンはプロセッサにWi-Fiとブルートゥースを内蔵した製品だ。キーボードとモニターさえつなげれば簡単な作業を処理できる。インテルのブライアン・クルザニッチCEOは「ウェアラブル分野の革新のために、多様な製品に挑戦するだろう」と話した。プリンターで有名だったエプソンもやはりLGの「ライフバンドタッチ」、ソニーの「スマートバンド」のようなフィットネス スマート時計「フルセンス」を公開した。心臓拍動数、消耗カロリーなどを記録して今夏に発売される予定だ。価格はモノクロディスプレイがある製品が199ドル、ディスプレイのない単純型が129ドルだ。