韓国春川の日本人キャットダディ 「野良猫の世話に年間2000万ウォン」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.08 15:10
韓国春川に住む日本人のイシヤマさん(31)は病気で一生面倒を見なければならない野良猫と外国から養子縁組で迎えた猫を合計12匹飼っている。病気の野良猫の治療費1000万ウォン(約100万円)、避妊・去勢のための検査および手術費500万ウォン、エサ代300万ウォン。野良猫と地域住民の間の共生を図るためにイシヤマさんがこの1年間に使ったお金だ。栄養剤の購入なども合算すると2000万ウォンほどになる。イシヤマさんが「キャットダディ」(野良猫の世話をする男性)になった経緯はこうだ。
ニュージーランド・スイス・カナダなどでスノーボーダーとして選手生活を送っていた彼は、2013年、トレーニング中に頭部等を負傷して引退することになった。同年母親の国であり結婚を約束した恋人が暮らしているソウルに定着した。だが忙しい都市生活に適応できず、2016年8月に母親が暮らす江原道春川市(カンウォンド・チュンチョンシ)の静かなこの場所に引っ越してきた。