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【コラム】韓国の多文化は「中途半端」(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2015.02.09 11:41
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それならば、彼らの韓国企業に対する満足度がひどく足りない水準なのだろうか。そうではない。同じ調査によれば「韓国滞在に満足しているか」という質問に「非常に満足している」と答えた割合が48.7%に達した。「かなり満足している」も20.0%を記録した。「普通」という回答は24.3%、「非常に不満足だ」という外国人は6.1%に過ぎなかった。すなわち韓国での職場生活に不満はあるが、会社を辞めるほど大きくはないということだ。結論的に、企業が外国人材の不満を解消しようとする努力をすれば、いくらでも解決できるという意味だ。

韓国での外国人就業者はますます増加している。それに合わせて彼らが身を置いている職場の文化も変わらなければならない。多文化家庭に対する韓国社会の関心が大きくなるように、企業らもこの問題についてもう少し関心を注げば、より多くの専門担当者が韓国を訪れるだろう。これは結局、韓国の経済成長にも役立つだろう。すでに韓国の国会では少数派権益のためにフィリピン系の国会議員が活動している。これは韓国社会の多文化に対する理解力と包容力を見せる象徴的な事例だ。多くの地方自治体も結婚移住者のためのプログラムを作って、彼らがうまく家庭を作り出せるよう支援している。今こそ韓国企業がこの問題に関心を持つ番だ。

 
アルパゴ・シナシ トルコジハン通信韓国特派員…2004年に韓国に留学、忠南(チュンナム)大学政治外交学科を卒業してソウル大学大学院外交学科修士課程を修了。(中央SUNDAY第413号)


【コラム】韓国の多文化は「中途半端」(1)

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