安倍氏「意見は会って直接言う」…周辺からは「文氏のイエス話法に注意を」

安倍氏「意見は会って直接言う」…周辺からは「文氏のイエス話法に注意を」

2018年02月08日14時20分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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昨年11月、文在寅大統領と日本の安倍晋三首相がフィリピン・マニラで開かれた第20回ASEANプラス3首脳会議に先立ち記念撮影に臨んでいる。(写真=中央フォト)
  「意見や文句は、会って直接言うのが安倍流だ。言いっ放しは許さない」

  先月末、平昌(ピョンチャン)オリンピック(五輪)開会式への出席を決めた直後、日本の安倍晋三首相は周辺にこのように話したという。8日付の日本経済新聞の報道だ。

  「2015年の慰安婦合意には重大な欠陥がある。その合意では問題解決はできない」という文在寅(ムン・ジェイン)大統領に対し、合意の順守を本人に改めて訴えるために平昌行きを決断し、それが“安倍流”だと強調したのだ。

  だが、日経によれば、表面ではこのように堂々とした態度を取っている安倍氏が後ろでは自民党内の側近議員に反対の声を出すように言っていたと伝えた。安倍氏の側近議員が「党会合に出席して反対意見を述べる」と伝えたところ、安倍氏は「大いに反対してほしい」と応じたというのだ。同紙は「反対を押し切って訪韓するからこそ、文と会うにも迫力が出る--。そんな計算も透ける」と分析している。

  慰安婦合意履行への圧迫、北朝鮮への圧迫強化要求。この2つは9日、文氏との会談を控ている安倍氏が特に意気込みを示している核心イシューだ。

  これに関し、安倍氏は7日のマイク・ペンス米副大統領との会談で、共に「北朝鮮の完全な非核化のための圧迫強化」の声を高めたように、ひとまず慰安婦問題よりも北朝鮮イシューのほうを強調するとの分析がある。

  「韓日米の連携を通じた対北圧迫」を強調する安倍氏が過度に慰安婦問題に触れることは、むしろ3国の連携を阻害する自縄自縛の矛盾に陥るためだ。

  当初、ペンス氏にも慰安婦合意に対する日本の立場を説明するだろうと思われていた日本政府と安倍氏が、実際の会談で言及を避けたのも同じ脈絡だ。

  日本政府関係者も「なぜ慰安婦のことが出てこなかったのか」という記者の質問に「緊迫した課題の北朝鮮政策に重点を置いて、内容の濃い意見交換を行ったため」としながら「これについては(安倍氏が日本の立場を説明したという)2日のトランプ大統領との電話会談をはじめ、さまざまなレベルで話をしていて今回の会談では特に言及がなかった」と説明した。

  したがって文氏との会談でも、安倍氏は対話の重点を北朝鮮問題に置いて、慰安婦合意に関しては日本の立場を「短く太く」伝える可能性が高いという分析が出ている。

  平昌行きを控えた安倍氏の周辺と日本外交界では「文大統領のイエス話法に注意しなければならない」という忠告が多く出ている。

  7日、安倍氏はペンス氏との夕食会を終えた後、東京帝国ホテルの宴会場で開かれた知人の行事に参加した。台湾系日本人評論家、金美齡氏(84)が日本政府から勲章を受けたことを祝うための席だった。金氏によると、平昌行きを控えた安倍氏は「結局、平昌開会式には大統領や首相は(そんなにたくさんは)来ないようだ」と述べたという。

  安倍氏が帰った後、金氏は記者団に対し、文-安倍会談について「安倍首相が文大統領と話はするだろうが、どのような話をしても文大統領は『はい、その言葉通りです。そうです』と言うに違いない。『はい、そうです』と言っておきながら、『次は、次は、違う点は』というのでないか」と述べた。文氏は「はい、そうです」と肯定しつつもあとで違うことを言うという主張だった。

  日本外交消息筋によると、日本政府内でも安倍氏に金氏と同じような懸念を提起する人がかなりいるという。特に、日本週刊誌の中には「文大統領は韓国の鳩山」と皮肉るメディアもある。民主党政権で執権した鳩山由紀夫元首相は、沖縄米軍基地移転問題などで米国政府や沖縄住民に対して「あなた方の言うことは正しい、私を信じて」と述べていたが、結局、何も進展しなかった。
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