強制徴用の中国人に「謝罪金」…三菱、計70億円支払いに合意
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.02 08:08
第2次世界大戦当時の中国人強制労働に関連し、三菱マテリアル(以下、三菱)が3000人以上の中国人被害者に事実上の謝罪金を支払うことで被害者側と合意したと、日本メディアが1日報じた。これを受け、韓国の裁判所で訴訟が進行中の韓国人強制徴用被害者に対する補償問題が再び浮上する可能性がある。
日本メディアによると、三菱は強制徴用した中国人に謝意を表し、1人あたり10万元(約170万円)を支払う和解案に署名した。共同通信はこれを「補償金」とし、朝日新聞は「謝罪金」と表現した。今回の和解案の対象である中国人被害者は3765人で、全員が補償金を受ける場合は約70億円となる。