果川のサムスンSDSで火災、サムスンカードのオンライン決済中断
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.21 13:18
サムスングループのデータを保管するサムスンSDS果川(クァチョン)ICTセンターで火災が発生した。これによりサムスンカードなどのホームページ接続とオンライン決済、モバイル決済などが中断し、顧客に不便が広がった。
消防当局とサムスンSDSによると、20日午後0時20分ごろ、京畿道(キョンギド)果川市のサムスンSDS果川ICTセンター3階の発電機室で火災が発生した。火は外壁を伝って建物最上階の11階まで広がった。警察と消防隊員67人が現場に投入され消火に乗り出したが、強風のため難航し、鎮火には6時間かかった。
サムスンSDS果川センターはサムスン生命、サムスン火災、サムスン証券、サムスンカードなどサムスングループの金融系列会社のシステムを運営・サービスしバックアップデータなどを保管する。火災によりデータが流失することを懸念したサムスンSDSはデータを水原(スウォン)センターに移すため一部サービスを遮断した。このため午後3時ごろからサムスンカード、サムスン生命、サムスン火災、サムスン証券などのホームページへの接続が不安定になった。特にサムスンカードのホームページとモバイルアプリケーションの接続はしばらく全面中断され、ウェブとモバイルを利用した決済ができなくなった。決済時に承認内訳をショートメールで知らせるサービスも中断された。ただ加盟店でのカード決済は問題なく行われた。