【コラム】文在寅政権の筋肉質(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.22 13:04
改革の戦士は素敵でなければならない。その資格は改革の突破力を高める。安京煥(アン・ギョンファン)教授のことは情けない。法務長官候補の落馬は重大な事故だ。権力の象徴性が傷ついたからだ。文在寅(ムン・ジェイン)政権は検察改革を象徴とした。それは文大統領と86世代の権力の帰還用作品だ。
チョ・グク民政首席の役割は改革ロードマップの設計だ。彼は改革戦死の要件をこのように語った。「〔盧武鉉(ノ・ムヒョン)政府時代〕千正培(チョン・ジョンベ)元法務長官は自身を『長官』というよりは『政治家』に位置づけていたため、検察改革を最後まで押しつけることができなかったのでないのかと思います。〔李明博(イ・ミョンバク)政権で〕もし李在五(イ・ジェオ)特任長官のような人物が法務部長官になると考えてみてください。検事たちにまったく自由がきかないでしょう。このような『力』を使うべきです」。(『進歩執権プラン』 2010年刊行)李明博政権時代、李在五氏は政界の実力者だった。彼の筋肉質は政界の泥沼で鍛えられた。