豊作と消費萎縮で下落する野菜価格…苦心の韓国農家(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.07 17:09
農村経済研究院のチェ・ビョンウク博士(42)は「昨年、気象庁が『寒くて雪が多い冬』という予報を出したため農家は野菜の値が上がると見て栽培面積を増やした」と話す。
一方で農産物の消費量は減っている。ソウル可楽洞(カラクトン)卸売市場で売れた野菜類の量は、昨年の一日平均766トンから今年6月には548トンへと28%減った。輸入農産物の加工食品が増加して健康食品消費パターンが変わったのが原因だ。健康飲料生産業者オクバン食品のチョン・ウク専務は「ブルーベリーなどを求める消費者が増え、タマネギ汁など国産の農産物加工食品が売れなくなっている」として「年間70億ウォンだったタマネギ汁の売り上げが昨年は50億ウォン台に落ちた」と話した。