【コラム】TPP加入で韓国が得られるもの(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.23 11:10
韓国内では発効まで長い時間がかかった韓米FTAと他のいくつかのFTAと関連した「FTA疲労症」がある程度残っている。だが、国内法規と政策を技術的にTPP要求事項と合わせることは韓国にとってそれほど難しいことではない。基本原則の場合、条項の相当部分は韓米FTA協定文にすでに盛り込まれており韓国にもなじむだろう。韓米FTAがTPPの基本枠組みの役割をするためだ。韓米FTA交渉に参加したある関係者は、韓国は29章で構成される基本合意案に「5分以内に」署名できるほどだと話した。
上で言及したように市場アプローチと関連しTPPは韓国が非関税障壁をなくすために日本に圧力を加えるひとつの根拠にすることができる。これを通じTPPは韓国の日本市場アプローチのための触媒として作用させられるだろう。