【コラム】文在寅政権に灯った赤信号(1)

【コラム】文在寅政権に灯った赤信号(1)

2018年04月10日10時58分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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【コラム】文在寅政権に灯った赤信号
  是々非々がメディアの本領であっても称賛は惜しみ批判は厚いのがメディアの属性だ。ドン・キホーテの無謀さだとしても槍を持って権力の風車に向かって突進することが報道機関で禄を食む記者の宿命だと習ったし、またそうだと信じた。

  政権が変わると筆先が鈍るという話をしばしば聞いている。そのたびに隠していたことを見つけられたように顔がほてる。いつからか記事に力がなく遠回しに言おうとしてやめたような支離滅裂なざまだ。「論説委員」の名簿にも上がったのでもうそろそろ荷物をまとめる時になったのではないのかと思ったりもする。率直に言って権力の肺腑を突くほどの自信が段々減っている。

  先週実施された韓国ギャラップの世論調査で回答者の74%が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の職務遂行を肯定的に評価した。執権1年を1カ月後に控えて実施された他の世論調査でも70%に近い高い支持率を見せた。過去のどの政権も受けたことのない高い支持率だ。27日に行われる南北首脳会談が無難に終われば支持率はさらに上がる可能性が大きい。記者という職業を持つ人も記者である前に同時代人と一緒に泣いて笑う市民の1人だ。職業的にだけ見れば李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵(パク・クネ)政権時代がいっそ良かった。少なくともその時は記事に力があった。

  事実支持率ほどはかないのもない。しばし油断すれば民心は握った砂粒のように即座に手の中から抜け出ることになる。支持率に酔ってもうこの程度は自分の思いのままにしても大丈夫だろうという自信ができる時が最も警戒する瞬間だ。過剰忠誠分子がささやく甘い話に心が揺れるのも危険信号だ。自分が常に正しいという傲慢と独善は失敗の保証小切手だ。

  野党第1党の自由韓国党は粘り強く文在寅政権の足を引っ張っている。反対のための反対が多い。党幹部が競争的に吐き出す罵声は国民の品性と国語の品格を深刻に毀損している。政府政策に反対する論理の中には理性と常識の限界を試験するものも多い。それでも相手の間違いが自分の正しさを証明するアリバイではない。自由韓国党が空振りするほど文在寅政権は謙虚に自身を振り返らなければならない。

【コラム】文在寅政権に灯った赤信号(2)

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