【時視各角】回転木馬国家、「それならもういい」国家=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.14 16:14
海外で活動している韓国の情報要員の奮闘を見ていると、胸が痛い。彼らは愛国心と上司の命令に従い、この2つをもって頑張っている。昔も今も同じだ。彼らは投げ出される対象でなく、尊敬の対象だ。彼らを貶めず悪循環の輪も断ち切るためには、結局システムを変えるしかない。独立的な監察機構を作ったり、最初から機能を解体、分離したりするのも方法だ。国家情報局(DNI)傘下にCIA・FBIなど16情報機関に分かれて独立性を与える米国の事例を参考にする必要がある。それでこそ次の政権で文在寅(ムン・ジェイン)政府の国家情報院長が相次ぎ召還される悲劇が起こらないだろう。いつまでも常にその場で回り続ける「回転木馬国家」に残ってはならない。
実際、今大韓民国の真のアップグレードのために必要なのは「意識積弊」の清算だ。