<韓国旅客船沈没>鉛の塊6個ぶらさげ命賭けた潜水…10人が同時に船内捜索
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.21 13:12
19日夜、セウォル号沈没海域はオレンジの光に染まった。行方不明者の捜索作業のために打ち上げた800発余りの照明弾が暗くなっていた海を明るく照らした。しかし救助は依然として難航していた。荒々しい水の流れと20センチに過ぎない視界の悪さのためだった。だが民・官・軍の合同救助チーム500人余りは、荒々しい海と対峙しながら救助活動を続けた。
午後11時48分。ダイバー2人が沈没したセウォル号の4階中央の窓を、なたで割って部屋に進入した。部屋に入るとすぐに3人の遺体が目に入った。遺体はみなライフジャケットを着て部屋に満たされた海水の中を漂っていた。沈没開始から87時間ぶりに初めて船内から収容された遺体だった。