「歴史否定は孤立招くだけ」日本への批判強める朴大統領
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.03.02 12:12
朴槿恵(パク・クネ)大統領が第95回三一節となる3月1日、日本政府に対し「過去の歴史を否定するほどみずぼらしくなり窮地に追い込まれる。政治的利害のためだけに歴史の真実を認めないならば孤立を自ら招くだけ」と警告した。北朝鮮に対しては「離散家族再会を定例化しよう」と提案した。
朴大統領はこの日午前、ソウルの世宗(セジョン)文化会館で開かれた三一節記念式に参加し、「一生を恨みを抱きくやしさと悲痛の中で生きてこられた、もう55人しか残っていない日本軍慰安婦被害者の傷は当然癒されなければならない」と話した。昨年の三一節記念演説では日本軍慰安婦に対する言及をしなかった。この日の朴大統領の発言は日帝時代の慰安婦強制動員と軍・官憲の介入を認めた1993年の河野談話に対する日本政府の検証の方針を狙ったと分析される。