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【社説】安倍首相の歴史記憶喪失症

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.12 09:38
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日本の安倍晋三首相と下村博文・文部科学相が10日、過去の戦争で被害を及ぼした韓国・中国などアジアの隣国を考慮するようになっている現行教科書検定制度を修正すると宣言した。下村文科相はこの日、日本の国会で「子供たちが、日本で生まれたことを良かったと感じることができる歴史認識を教科書に盛り込むことが必要だ」とし「誇りを持った日本人としてアイデンティティを確立することが非常に大切だ」として、こうした方針を明らかにした。安倍首相はさらに強めて「(教科書を通じて)誇りを持つことが基本であり、それがなければ(学生たちは)自分に対して自信を持つことはできない」という話までした。

これは、子孫に歴史を客観的に教えない代わりに、恥ずかしいことはこっそりと隠し侵略行為は遠慮なく美化しながら過去の歴史を勝手に判断して教えるという誤った発想となんら違わない。日本人として生まれたことを誇らしくするのでなく、むしろ不名誉にすることにもなりうる危険な妄想になるといえる。

 
隣国の国民がまだ生々しく記憶している歴史的事実を分からないように覆ってしまい、過去の歴史を口に合うものだけ選んで選択的に記憶しようとするのは、それこそ歴史に対する記憶喪失症だ。自ら誇りを感じ自信がある国ならば、こうして過去の歴史を歪曲して子孫のアイデンティティを形成するという強引な行動はしないものだ。このように歴史を忘却すれば、同じ失敗を再び犯すなということもない。

日本が堂々とした国になるには、恥ずかしいことも含めて歴史的事実を次世代に徹底して教育し、再び同じ誤ちを犯さないようにすべきだ。正しくなされた歴史教育を受けた子孫が、過去の歴史から教訓を得てより良い未来をつくろうとする時に、ようやく初めて日本は尊敬を受ける国際社会の一員になることができる。それが、子孫が日本で生まれたことを誇らしく思うようにする道だ。安倍首相は、過去の侵略の歴史を絶えず反省し補償しながら子孫への徹底した歴史教育で再発防止努力を続けているドイツが、なぜ国際社会で尊敬を受けるかをじっくり考えるべきだ。

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