【時視各角】回転木馬国家、「それならもういい」国家=韓国(1)

【時視各角】回転木馬国家、「それならもういい」国家=韓国(1)

2017年11月14日16時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  2014年7月18日、国家情報院長の就任式を終えた李丙琪(イ・ビョンギ)元院長にチュ・ミョンホ局長が鉛筆で書いた紙3枚を渡した。国家情報院内のブラックリストだった。「君、二度とこのようなことはするな!」李院長はその場で紙を破った。チュ局長は意に介さなかった。崔順実(チェ・スンシル)・禹柄宇(ウ・ビョンウ)が後ろ盾になっていたためだ。傍若無人だった。その後の国家情報院人事で李院長はチュ局長を昇進させるように求める圧力を青瓦台(チョンワデ、大統領府)から受ける。それも「なぜなのか」と拒否した。当時、国家情報院内部にあっという間に広がった有名なエピソードだ。

  2015年、秘書室長で青瓦台に入った後にも李丙琪は朴槿恵(パク・クネ)親衛勢力といつも衝突した。当時、青瓦台秘書官A氏の回顧だ。「セウォル号の引き揚げは当時の青瓦台では下手に口にできない『タブー』だった。ところで赴任してまもない李室長が突然引き揚げを申し立てた。これを聞いた朴大統領は、顔が真っ白になり『いや、予算が1500億ウォン(約152億4000万円)がかかるというじゃないですか。それを誰が望むのでしょうか』と答えた。いきなり冷ややかな雰囲気が漂った。だが、李室長は退かなかった。『はい。ですが、1兆ウォンがかかるといっても国民が望めばするべきです』。前任の金淇春(キム・ギチュン)室長の時は想像もできなかった光景だった」。

  そのような原則主義者の李丙琪が国家情報院の特別活動費を青瓦台に上納した件に関連して13日、検察の取り調べを受けた。南在俊(ナム・ジェジュン)・李炳浩(イ・ビョンホ)元国家情報院長に続き、朴槿恵政府当時3人の国家情報院長全員が取り調べの対象になった。誤った慣行を正すためだ。そのように信じたい。それなら、いつから国家情報院の特別活動費が発生して青瓦台に渡されたのか、公平に調べて一つひとつ突き止めなければならない。DJ〔金大中(キム・デジュン)元大統領〕時代のイ・ジョンチャン、林東源(イム・ドンウォン)、盧武鉉(ノ・ムヒョン)時代のキム・スンギュ、金万福(キム・マンボク)を全員呼んで取り調べなければならない。それでこそ、朴槿恵の国家情報院長だったという理由だけでぐるになったと批判されないだろうし、李丙琪のような、「持ちこたえていた国家情報院長」も納得できるだろう。

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