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【旅行】日帝時代“収奪の痛み”が刻まれた糧穀倉庫、湖南の文化名所へ

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.07.19 14:08
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全羅北道完州郡「参礼文化芸術村」にあるキム・サンリム木工所。
全羅北道完州郡(チョルラブクド・ワンジュグン)にある「参礼(サムレ)文化芸術村」は日帝強占期に建てられた糧穀倉庫だ。日本人の地主・白勢春三が1926年に設立した二葉社農場の倉庫として使われたものと推定される。日帝が萬頃(マンギョン)平野で生産された米を収奪した辛い歴史をそのままとどめているところでもある。

解放以降まで糧穀倉庫として活用された建物は、米の消費が減って保存技術が発達したことを受け、2010年以降は放置された。完州郡は2013年6月、この建物に国費と郡費40億ウォン(約4億円)を投じて複合文化空間として再誕生させた。低迷した地域商圏に活気を吹き込み、農村住民に文化・芸術に接する機会を与えるためだ。

 
芸術村の中にはビジュアルメディア(VM)アート美術館やデザイン博物館、キム・サンリム木工所、本博物館などがある。各館長が組合員として加入している「サムサムイェイェミミ協同組合」が完州郡から委託されて芸術村を運営している。

参礼文化芸術村は表面だけ見れば粗末な糧穀倉庫だ。錆がついたトタンに囲まれた建物壁には農協マークが刻まれている。だが、建物の中に入ると「動く芸術」と呼ばれるキネティックアート(kinetic art)からメディアアート(media art)まで、先端芸術作品が目の前に繰り広げられる。西洋画家であるイ・ギジョンVMアート美術館長(62)は「100年の間、糧穀倉庫として使われていた場所をミュージアムに変えたのが最も大きな特徴」と話した。参礼文化芸術村にある糧穀倉庫7棟は外壁および内部の一部と軒先、屋根トラス(屋根をつなぐために作った骨組み)などが原形のまま残されている。

外壁に「参礼農協倉庫」と書かれた建物はデザイン博物館だ。歴代「PIN UPデザインアワード」で受賞した商品が展示されている。さじからタイヤ、縄跳び、プリンタまで品目も多様だ。

本博物館入口には「正直な書店」という無人書店がある。本の裏表紙にある価格表を見て、できるだけ良心的に本代を料金箱に入れる。常設展示場には「韓国ブックデザイン100年」と「チョルスとヨンイ-キム・テヒョン教科書の絵」などが展示されている。本工房ブックアートセンターでは、本に関するすべて学ぶことができる。

完州郡によると、参礼文化芸術村の累積観覧客は先月までで14万9000人余りに達する。1月には文化体育観光部が発表した2017~2018韓国観光100選に選ばれた。完州郡守のパク・ソンイル氏は「ゴミが積まれていた倉庫が芸術村に変貌して全国的な“文化アイコン”になった」と述べた。

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