「ロシアはただの地域大国」…オバマ大統領、プーチン大統領に毒舌
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.27 09:35
米国のオバマ大統領がロシアのプーチン大統領に向け毒舌を飛ばした。
オバマ大統領は25日、オランダのハーグでオランダのルッテ首相との会談後の記者会見で、プーチン大統領に関する質問が出たことを受け「ロシアは近隣諸国を脅かす地域大国にすぎない」と話した。また。「米国も近隣諸国に影響力を持ってはいるが、これらを力で抑圧したり侵略する必要はないと考える。ロシアの行為は力の表出ではなく、むしろ軟弱さの発露だ」と主張した。さらに、「ロシアが軍事的に介入しなければならないと感じて国際法を違反するのは影響力が落ちたことを意味するものであり、強大化していることを示唆するものではない」と強調した。
特にロムニー前共和党大統領候補がロシアを「米国の地政学的な好敵手」と表現したことに対し、「ロシアは米国の国家安保でナンバーワンの脅威ではない」と評価を切り下げた。オバマ大統領の欧州訪問に随行するホワイトハウスの当局者はオバマ大統領の発言と関連し、「大統領が話そうとしたのは、ロシアがこれ以上特定地域を代表したり全世界の理念競争を率いる過去のソ連ではないという点」と釘を刺した。それとともに、「冷戦時代のソ連と違いロシアは単に無力な近隣諸国を脅かす行為をしているだけ」と話した。一言で米国と覇権を争う強大国ではなく特定地域でガキ大将役をする国にすぎないという意味だ。ロシアのクリミア半島併合を見る米国の視線がそれだけ穏やかでないという意味だ。