李健熙サムスン会長、副社長団まで招き誕生日の晩餐
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.01.10 11:03
9日午後5時55分。李健熙(イ・ゴンヒ)(73)サムスン会長を乗せたマイバッハがソウル獎忠洞(チャンチュンドン)新羅ホテルに滑りこんできた。やがてすっきりとした黒い色スーツ姿の李会長が歩みを移すとすぐにカメラのフラッシュが連続して光った。李会長は何も言わなかったが、取材陣を何度も見て回って余裕ある微笑を浮かべてみせた。李会長の右側はほのかなアイボリー色の韓服の装いの洪羅喜(ホン・ラヒ)(69)リウム美術館館長が、左側は李富真(イ・ブジン)(44)ホテル新羅社長兼サムスンエバーランド社長が共にした。いつものように李社長は父親である李会長の腕を助けた。数歩後に李敍顕(イ・ソヒョン)(41)サムスンエバーランドファッション部門社長と李在鎔(イ・ジェヨン)(46)サムスン電子副会長など一家族が従った。
イ会長が会場に入るとすぐにホールをいっぱい埋めるような拍手の音とともに李洙彬(イ・スビン)(75)三星生命会長、崔志成(チェ・ジソン)(63)サムスン未来戦略室副会長などサムスン社長団と副社長団、協力会社代表など合計400人余りが夫婦同伴で参加した晩餐が始まった。イ会長が乾杯酒として薦めたのは忠南(チュンナム)唐津(タンジン)で80年間脈を引き継いできている韓国伝統酒である「白蓮澄んだ酒(ペンニョン・マルグンスル)」だった。続く食事では「シャトー・モンテリーナ・エステート・カベルネ・ソーヴィニヨン」(2009年産)が、食後酒には全南(チョンナム)咸平(ハムピョン)からもたらされた伝統酒「自喜香(チャヒヒャン)」が出てきた。