今年は過去最長の梅雨か、北極海の解氷が背景=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.07.29 13:22
今年の梅雨が過去最長記録を更新する可能性が大きくなった。ソウルなど首都圏と江原道(カンウォンド)嶺西(ヨンソ)地方に来月4日まで雨が降るとの予報が出てきたためだ。現在中部地方では40日以上梅雨が続いている。気象庁は28日、週間予報を通じ、「梅雨前線は29日に南海上に下がり勢力がやや弱まるが、来月2日までは南北に上下しながら全国的に雨が降る日が多い。来月3~4日には主に中部地方に雨が降るだろう」と明らかにした。
中部地方で来月4日まで梅雨が続けば今年の梅雨は49日に達する。平年(1981~2010年平均)の梅雨が32日であることを考慮すると今年の梅雨は半月以上長いことになる。韓国で体系的な気象観測が始まった1973年以降で、中部地方の最長梅雨記録は74年と80年の45日だった。全国的には98年に済州(チェジュ)で記録した47日だ。