韓銀金通委から「中国発の為替レート戦争」対応策出てくるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.13 15:59
中国の人民元切り下げ措置で韓国内における市場の関心は13日に開かれる韓国銀行金融通貨委員会(金通委)に集まっている。当初は政策金利の凍結が優勢だったが、中国発「為替レート戦争」が拡大の兆しを見せると、金通委もウォン安を誘導するために追加利下げなど積極的に対応に出るべきだとの主張が一角から提起されているためだ。
専門家は当初の予想通り、金利凍結に重きを置いている。昨年8月以降、4回の利下げで1100兆ウォン台に膨らんだ家計ローンと米国の9月利上げの可能性、外国人資金の流出懸念が大きい以上、金通委が「利下げ」カードを持ち出すのは容易ではない状況だとの理由からだ。李柱烈(イ・ジュヨル)韓銀総裁がことし5月以降、「為替レートに金利で対応するのは正しくない」という持論を数回にわたり明らかにしたのも、金利凍結の見通しを後押ししている。