「スウェーデン、三輪車乗っても安全帽…韓国はバイクでもヘルメット使わず」(1)

「スウェーデン、三輪車乗っても安全帽…韓国はバイクでもヘルメット使わず」(1)

2014年10月16日11時46分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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チョ・ミョンジン博士は「割れやすいガラスビンを安全な紙パックに変えたスウェーデンの努力に学ぼう」と話した。
  「安全な国を作るには、セウォル号事故後の衝撃療法式の一罰百戒よりは、スウェーデンのように百年大計が必要だ。大韓民国建国100周年になる2048年を目標に『100年プロジェクト』を推進しよう」。

  韓国人として欧州連合(EU)執行理事会安保諮問役として2004年から10年間活動してきたチョ・ミョンジン博士(50)。1年間の休暇を迎えて韓国内に滞在中の彼は、セウォル号から6カ月(16日)に合わせた中央日報のインタビューで「大韓民国が安全先進国に向かうには、スウェーデンの経験から学ばなければならない」と力説した。韓国外国語大学スウェーデン語科を卒業した彼は、英国ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)で国際学博士学位を受けた。スウェーデン国防研究所(FOI)、ドイツ国際安保研究院(SWP)などで防衛産業や国際安保分析業務を担当した。

  スウェーデンは欧州でも1、2を誇る安全先進国だ。スウェーデン言語で安全(safety)と安保(security)を同一にして「Sakerhet」と表記するほどだ。チョ博士によればスウェーデンは▼自動車に最初に安全ベルトを装着▼ケガをする恐れのあるガラスビンの代わりに安全な紙パックを開発▼子供の交通事故死亡者0人目指す(2012年10万人あたり1人)▼度数の高い酒は国家酒類販売所だけで売るという国だ。

  セウォル号事故前と後の韓国社会の安全文化がどれほど変わったかという質問に、チョ博士は「特に変わっていない」と断言した。彼は「スウェーデンでは三輪車でも安全帽を必ず使うのに、ソウルにきてみるとバイクの運転者がヘルメットを使うこともせずバスは赤信号を無視して通り過ぎた」と指摘した。

  --根深い安全不感症の原因は。

  「安全を後回しにして成長第一主義が蔓延していたし、IMFやグローバル金融危機以後の所得の両極化が深刻化しながら社会の安全網(セーフティネット)が弱まった。これによって国民の共同体連帯意識は弱くなり、『私だけ生きる』という個人の利己的安全意識だけを育てた」

  --20年前の1994年にバルト海で沈没したエストニア号とセウォル号事故の類似点と差異点は。

  「船舶の救助変更、過積載、船長の操舵室不在などが似ていた。救助隊はセウォル号がむしろ早く到着した。エストニア号事故は波高が高い真夜中に発生したが、セウォル号は波が穏やかな朝に起きた。94年のエストニア号沈没事故時はSNSがなかった。セウォル号ではSNSで子供が亡くなっていく様子を生中継で見ていたら悲劇が増幅された。それだけに鬱憤や公憤も大きくなった」

「スウェーデン、三輪車乗っても安全帽…韓国はバイクでもヘルメット使わず」(2)
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