赤字累積の「F1コリア」、開催権料引き下げ要求で来年は開催されず(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.12.13 16:30
国際スポーツ行事の招致はほとんどが自治体の首長の意見から始まっている。専門機関が検討して損益計算書を出した後に招致決定をするのではない。「首長の業績のためと招致」いう批判が出てくる理由だ。
2011大邱世界陸上選手権大会は、2003年大邱夏季ユニバーシアード大会を参観したジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)委員長が、当時のチョ海寧(チョ・ヘニョン)大邱市長(70)に「陸上選手権大会を招致してみればどうか」と提案したのが発端だった。その後は一瀉千里だった。大邱市議会も歓迎した。2005年6月に招致委員会を構成し、2011年大会を招致した。しかしこの大会は全体的に2430億ウォンの赤字を出した。