政府と正面衝突を選んだ韓国銀行…絡まる景気浮揚策(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.12 09:00
この日、韓銀は経済全般に対して市中の認識とかけ離れた判断を多数した。最初が成長率だ。
金総裁は「前四半期対比成長率が0%台だとして非常に低いもので、混線を与えてはいけない」と話した。8期連続0%台の成長が確実視されるという質問に対する返事でだ。それとあわせて「今、潜在成長率ぐらい成長する国が周囲でどこにあるか。米国がそうだろうか、日本がそうだろうか」と反問した。残念なことに韓国の中央銀行には年2%台の低成長をこれ以上容認してはいけないという切迫性がない。次は物価だ。韓銀はこの日インフレの心配を取り出した。シン・ウン調査局長は「無償保育や無償給食を除けば下半期の消費者物価上昇率が3.2%まで拡大するだろう」と話した。1%台の物価に影響されている人々にインフレーション警鐘を鳴らすのが悪くはない。 しかし市中には「韓銀が低成長は放置して物価だけを捉えるという式ではならない」という意見が広がる。