金品授受・選手自殺…プロサッカー八百長根絶なるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.01 08:38
プロサッカー八百長事件を捜査中の昌原(チャンウォン)地検は、ブローカーが選手を買収するのに使ったお金がどこから出たかを調べている。昌原地検のクァク・キュホン検事補はこの日、ブローカー2人が選手に渡した2億2000万ウォン(約1600万円)の出所について「確認中」と述べた。検察が勝負操作に加わった選手とブローカーに対する捜査からさらに進んで、金を出した背後勢力に対する調査が行われていることを明らかにしたのだ。
クァク検事補は自殺したチョン・ジョングァン選手(30、K-3リーグのソウルユナイテッド所属)に対しては「遺書全文と最後の通話内容などを分析している」と明らかにした。チョン選手はすでに拘束されたK(29、元プロサッカー選手)らブローカー2人と大田(テジョン)シチズンのパク選手(25)、光州(クァンジュ)FCのソン選手(31)を連結した疑いがあった。
公益要員のチョン・ジョングァン選手は先月25日、勤務地の芳イ洞百済古墳管理事務所(ソウル松坡区バンイ洞)にいつも通り出勤した。26日午前にも勤務し、昼食後、その日午後から27日まで休暇を出した。その後は潜伏し、30日には無断欠勤した。