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【社説】「労使は現実直視せよ」ルノーサムスン役員の辞任の手紙

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.17 08:06
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ルノーサムスン自動車の労使対立が破局状況に至っている。賃金団体交渉関連紛糾が過去最長期間のストにつながり、日本の日産がSUVモデル「ローグ」の委託生産台数を40%も減らした。減らされた台数のうち一部は日本の九州工場に回された。ルノーサムスンが生産を引き受けることにした新車「XM3」の欧州輸出向けもスペインのバリャドリード工場に回される可能性が大きいという。こうなればルノーサムスンは今年の生産台数が昨年の半分程度に落ち、会社存立すら壮語できなくなる。

かつては3年連続で無争議妥結に成功するほど労使関係の模範生だったルノーサムスンは強硬な労組指導部が入り状況が変わった。昨年10月から60回近い部分ストが続いている。会社側も今月末と来月初めの5日間の稼動中断(シャットダウン)を予告するなど対立は日増しに激化している。稼動への影響による累積損失額は2400億ウォンに達する。景気不振まで重なり1-3月期の生産台数がすでに40%も落ちるなど経営悪化が深刻化している。協力企業などの苦境も重なり釜山(プサン)地域の経済にも悪影響を及ぼしている。ついに同社の副社長が紛糾長期化の責任を負って辞任し、労組和合を呼びかける手紙を従業員に送った。この役員は「私たち(ルノーサムスン)は外資系企業に所属するひとつの子会社にすぎないという現実を認めなければならない」と力説した。

 
認めたくはないが、この役員の話を冷静に受け止めるほかはない。韓国の自動車産業の競争力が落ちGM、ルノーサムスン、双竜など主要自動車メーカーの大株主は外資系になった。グローバル生産体制を整えた企業が労使対立による高コストと生産性低下をいつまでも甘受することはできないだろう。自動車生産基地として韓国の競争力は落ちて久しい。冷酷な事例をGMの群山(クンサン)工場閉鎖で目撃しなかったのか。

世界の自動車市場は現在転換期だ。親環境、自動運転、カーシェアリングの激しい潮流の前にGMなど屈指のグローバル企業は先制的構造調整に乗り出している。韓国の自動車生産は10大生産国のうち唯一3年連続の減少を記録し、メキシコにまで遅れを取り7位に落ちた。この渦中で消耗的労使紛糾がどのような結果を招くことになるのか冷徹に考えなくてはならない。さらに組合員まで対策のないストを継続する強硬労組指導部に不満を現わしているという。労使ともに現実を自覚し共倒れを避けられる道を探すことを望む。

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