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【コラム】日本IT企業家の「月旅行」ニュースを見て…=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.09.21 15:34
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秋夕(チュソク、中秋)連休が目の前だ。先祖は秋夕の名月を見ながら豊かさと健康を祈った。私もそうした。毎年、秋夕には家族と月見をしながら願い事をした。本当に願いが叶うと信じていたというより「叶わなくて元々」と思いながらだ。小学校低学年の息子は昔話に出てくる月の中のうさぎの話をした。

ところが今年の秋夕は少し違うようだ。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が南北首脳会談のために平壌(ピョンヤン)に到着した18日午前10時。米カリフォルニアでは民間宇宙企業スペースXの創業者イーロン・マスクがユーチューブで生放送をした。2023年に自分の宇宙船に乗って「月旅行」をする最初の客を紹介するイベントだった。日本最大ファッション通販サイトの創業者、前澤友作氏(42)が主人公だった。

 
米国は1968年にアポロ8号を月の軌道に送った。翌年にはアポロ11号を月に着陸させた。そして50年後、今度は米国政府ではなく民間企業が探査でなく観光のために、米航空宇宙局(NASA)の飛行士ではなく日本のIT企業家を月に送ると発表したのだ。

前澤氏は私と似た年齢だ。幼い頃、私にとって宇宙旅行はあくまでも映画やテレビドラマの中の話だった。NASA宇宙飛行士は最近のマーベル映画のヒーロー級だった。よく分からないが、前澤氏も私とそれほど変わらなかったのではないだろうか。ところが、その前澤氏が「月旅行」に行く世の中になった。私が秋夕の月を見て願い事をする間に。

月旅行が空虚なものに聞こえるのなら、世界最大のインターネット企業グーグルはどうか。グーグルの企業精神は「ムーンショット・シンキング(moonshot thinking)」だ。アポロ計画を推進したジョン・F・ケネディ米大統領式の発想をいう。ケネディ大統領は「月を知るには天体望遠鏡の性能を改善するよりも月探査船を送るのがよい」と主張した。「10%の改善」より「10倍の革新」に挑戦する考え方だ。グーグルはこのようなムーンショット・シンキングで世界検索市場を席巻した。自動運転車など世の中になかった製品をいくつも出した。私が息子と月のうさぎの話をする間に。

今年の秋夕に私は月を見ながら息子とスペースXとグーグルの話をしようと思う。誤解しないでほしい。月のうさぎに罪はない。文化と伝統は守るべきだ。ただ、「玉兎の伝説」とともにスペースX・グーグルという「現代の神話」の話もしたいということだ。なぜか。そうしてこそ、いつかは我々も宇宙船を打ち上げて月旅行ができるのではと思うからだ。

中央日報デジタルコンテンツラボは秋夕連休を迎え、民間宇宙旅行時代を扱ったデジタル記事「宇宙ライクイット」シリーズを準備した。さまざまな宇宙旅行商品を仮想体験してみるインタラクティブコンテンツもある。読者たちの楽しく「意味深い」秋夕連休を祈願する。

キム・ハンビョル/デジタルコンテンツラボ長

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