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揺さぶりをかける金正恩委員長…制裁緩和狙いか、関係改善へのメッセージか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.08 13:05
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金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長がいわゆる「白頭(ペクトゥ)血統」を国際社会に登場させる類を見ない歩みを見せている。南北関係改善への意志があるということを見せながら平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を北朝鮮体制宣伝の舞台にしようとするという分析がある。だが、北朝鮮が国際社会の制裁に対する圧力が極に達して「金与正(キム・ヨジョン)カード」まで切ったという観測もある。

北朝鮮で「白頭血統」は神聖不可侵の領域だ。その中でも金正恩委員長の実妹である金与正氏は「小枝」である他の親戚とは重みが全く違う。

 
北朝鮮消息筋は7日「金正恩委員長の前で自分の話ができる北朝鮮内唯一の要人が金与正氏」という。このため、南北関係史上初めて直系家族を韓国に送ること自体が対南メッセージであり、対米メッセージという分析が相次いでいる。世宗(セジョン)研究所の鄭成長(チョン・ソンジャン)統一研究室長は「妹を代表団に含ませたのは南北関係改善に対してそれだけ真正性のあることを対内外に誇示しながら、韓国との協力の可能性をさらに正確に把握するためのもの」と話した。東国(トングク)大学北朝鮮学科のキム・ヨンヒョン教授も「妹を送ったのは今後の南北関係を電撃的に改善することができるというメッセージ」と明らかにした。金与正氏の北朝鮮での存在感から見ると、当然金正恩委員長の親書や口頭メッセージを持ってくるだろうというのが対北朝鮮専門家らの一致した意見だ。

同時に「金与正カード」は米国を意識した措置という見方も出ている。北朝鮮大学院大学校の梁茂進(ヤン・ムジン)教授は「金与正氏の派遣にはドナルド・トランプ大統領の長女イヴァンカ氏が閉会式に来ると発表した点も考慮しただろう」と話した。また、金与正氏の訪韓で9日の開会式に先立って開かれるレセプションなどで訪韓するマイク・ペンス米副大統領らとの遭遇が実現するかどうかも最大の関心事になっている。

青瓦台(チョンワデ、大統領府)核心関係者は「(米朝接触は)我々が一方的にできることではなく、両側の意思を最大限尊重しながら対話の糸口が見つかるように用心深く打診している」と明らかにした。だが、ペンス副大統領が最近、北朝鮮に対する強硬な雰囲気を主導しており、米朝間接触が実現するかは不透明だ。

金正恩委員長による金与正氏の派遣に南北関係改善への意志が込められたのであれば、政府と国際社会が要求する非核化対話の可能性まで考えたのかは不透明だ。これよりは「核武力完成」を宣言した金正恩委員長が核武力維持を前提として北朝鮮を国際社会で正常国家として登場させようとする狙いではないかという分析がさらに支配的だ。

金正恩委員長の前向きな動きに対しては「制裁圧力」が主な原因という分析もある。最近脱北した元北朝鮮高位層要人は「金正恩委員長が自身の妹を韓国に送るのは北朝鮮では想像しにくいことで賭博に近い」として「国際社会の制裁で北朝鮮の状況が非常に差し迫っていると見られる」と話した。

北朝鮮がこの日に発表した代表団には国連安全保障理事会の制裁対象が含まれている。国家体育指導委員会のチェ・フィ委員長は昨年6月に採択された安保理決議第2356号で制裁対象に指定された。政府は例外認定を推進中だ。政府当局者は「安保理決議には例外を認められる根拠が明示されている」とし「これを受け、北朝鮮高官代表団に対する例外認定が可能なのか米国および安保理傘下の対北制裁委員会と協議中」と明らかにした。

金与正氏は安保理制裁対象ではないが、米国財務省の独自制裁対象に上がっている。韓国政府の制裁対象ではないだけに入国に問題はないが、韓米関係を考えると米国との事前協議が必要だ。特に、米国務省は昨年1月に金与正氏(当時宣伝煽動部第1副部長)を制裁名簿に入れて「宣伝煽動部は検閲を主管する部署で、抑圧的に情報を統制して北朝鮮の住民たちを洗脳させている」と人権弾圧を理由にあげた。北朝鮮に抑留されて米国に帰還した後、死亡した米国人オット―・ワームビアさんの父親がペンス副大統領と共に訪韓するという点で米国政府では敏感に反応する可能性もある。金与正氏の派遣には北朝鮮への制裁緩和と韓米対立誘導という隠された意味もあるという見方が出ている理由だ。

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