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【コラム】安哲秀現象が背を向けた安哲秀の未来(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.24 15:45
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文在寅(ムン・ジェイン)大統領を誕生させた大統領選挙結果にびっくりしたという人を探しだすことは難しい。皆の推察通りだったので、歴代で最も地味な空虚選挙として記録されようとしている。選挙1カ月前、少しの間だが緊張感が高まったことは高まった。「文在寅対安哲秀」の2強者構図が世論調査に登場したためだ。その時を思えば、安哲秀候補にとっては衝撃的な敗北だ。文大統領にダブルスコアの票差をつけられたうえに「候補の資格さえない」と非難した洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補にも負けて3位にとどまった。5月9日の大統領選挙は安哲秀の大敗退がことさら目を引く。

戦争だろうが選挙だろうが、争いの場での勝ち負けはいつもあることだ。だが、安哲秀の敗北はもう少し骨身にこたえる部分がある。かろうじて築いた地域と世代の政治的資産を同時に無くしてしまったからだ。地域や世代基盤、理念的座標は、政治家にとって、倒れても再起して再挑戦、再々挑戦を可能にする滋養分ともいえる。政治家・安哲秀にとっては安哲秀現象と湖南(ホナム)が名分と現実の両軸であり存立の基盤だ。ところがふたを開けて見てみると、3等という成績よりもあらゆるものがまぜこぜになった内容がもっと問題だった。

 
何より安哲秀現象を活かすことができなかった。若い有権者の政治刷新の願いと絶対的支持が安哲秀現象の基盤だ。第18代大統領選挙の時には、2030世代(20代~30代の若者層)は安哲秀の一言に熱狂した。そのようなエネルギーが彼を政治の世界に飛び込ませた。だが「青年メンター」安哲秀の世代資産はそのまま消えた。20代と30代の得票率は10%台に過ぎない。その代わり文在寅に票が集まり、劉承ミン(ユ・スンミン)・沈相ジョン(シム・サンジョン)候補に流れた。安哲秀の表現を借りれば、未来の指導者が過去を代表する政治家に大敗を喫したことになる。

湖南でも選ばれなかった。昨年の総選挙の時、国民の党の旋風は両党体制を崩したもう一つの安哲秀ブームだった。国民の党は湖南で60%前後の高い支持を受けて全地域を席巻したようなものだ。ところが安哲秀の今回の大統領選挙支持率は30%でこの半分だった。文在寅の得票率の半分以下にとどまり、地域の民心に敏感な湖南議員が今後も安哲秀を信じて従うかは不透明だ。名分と現実を一度になくしたすっからかんの安哲秀だからだ。

安哲秀はなぜ安哲秀現象を活かすことができなかったのだろうか。大統領選挙の終盤まで30%前後あった浮動層を考慮すれば、安哲秀現象が完全に消えていたわけでもなかった。一言でいうと、未来と保守の間に挟まれて安哲秀のいない安哲秀現象を作ってしまったためだ。5年前、安哲秀現象が「安哲秀が好きだ」という青年メンターに対する支持だったとすると、昨年の安ブームは「朴槿恵(パク・クネ)も文在寅も嫌いだ」という高齢層の拒否感だった。既得権・覇権勢力に対する抵抗という点で表面的には同じように見えるが、その意味はまるで違う。


【コラム】安哲秀現象が背を向けた安哲秀の未来(2)

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