<W杯サッカー>韓国、負担感はもう一つの敵…楽しめば16強可能(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.06.12 11:19
ブラジルワールドカップ(W杯)に出場する洪明甫(ホン・ミョンボ)チームは若い。金珍洙(キム・ジンス、22)が抜け、代わりに朴柱昊(パク・チュホ、27)が抜てきされたことで平均年齢は26.1歳に上がったが、本大会参加国32カ国のうち4番目に若いチームだ。それだけに体力と闘志では相手を上回るかもしれないが、経験で弱点を見せる場合もある。したがってサッカー界の先輩の助言が大きな力になることもある。車範根(チャ・ボムグン)氏、許丁茂(ホ・ジョンム)氏、趙広来(チョ・グァンレ)氏ら韓国を代表したスターに助言を求めた。
◆車範根氏「冷静かつ余裕を持って」=選手のコンディションをロシア戦に合わせることが最も重要だ。韓国はブラジルやアルゼンチンのように優勝を狙うチームでない。1次リーグに合わせてコンディションを最大限に引き上げ、強いチームを相手にしなければいけない。このようにコンディションを調節するのは洪明甫監督の役割だ。
選手は冷静かつ余裕を持ってプレーしなければいけない。チュニジア戦の失点場面では、組織力と経験不足という弱点が表れた。洪正好(ホン・ジョンホ)と金英権(キム・ヨングォン)が守備ラインを引き上げるのが遅かった。体力がまだ不足していたためか、前半40分が過ぎてから間隔の調節に問題があった。