【コラム】権力の外交想像力=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.02 08:48
韓国は中国の世話になった。安倍への圧力でお互い力を借りた。中国の大国への勢いは強い。政府は中国の目を強く意識するようになった。アジアインフラ投資銀行(AIIB)参加問題がそうだった。米国ミサイルTHAAD配備の悩みは深まった。韓中間にも古代史紛争がある。その対立は潜伏状態だ。東北工程をめぐる議論は再登場するだろう。その時、我々の外交は苦しくはるはずだ。
米国にも安倍批判世論が存在する。しかし国際政治は微妙だ。その世界の作動要素は国益だ。道徳主義は押し出される。韓中歴史蜜月は特別だ。その姿はワシントンの警戒心を強めた。米国の優先関心は中国の影響力遮断だ。それは日米同盟を強化した。米国議会の安倍演説招請は副産物だ。