「米軍駐屯地の周辺住民、がん患者が増加」
ⓒ 中央日報日本語版2011.05.31 17:54
在韓米軍の駐屯地だった忠清南道保寧(チュンチョンナムド・ボリョン)空軍射撃場(大川海水浴場付近)近隣の村の住民が、米軍が捨てた廃油などによる環境被害を訴えている。 住民は「がん患者が増えるなど被害が広がっている」とし、当局の疫学調査など対策を要求している。
ムン・スファン空軍射撃場環境被害協議会長ら住民は1958年から1977年まで米軍がここに駐屯し、廃油を捨てたことで、近隣の住民が飲料水として使用した井戸が汚染したと29日、明らかにした。 特に住民は、この水を飲んだ住民の間でがんが集団で発生していると主張した。 住民が集計したがん患者数は19世帯27人で、 うち17人はすでに死亡、残り10人が闘病中だと、住民は明らかにした。