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池万元氏「谷内日次官発言はありがたい耳打ち」

2005.05.27 11:58
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極右的な軍事評論家の池万元(チ・マンウォン)氏が最近、韓日間で外交対立を引き起こしている日本の谷内正太郎外務省事務次官の発言を「有難い耳打ちだ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)が必要以上のおかしな反応を見せている」と主張し、論議を呼ぶものとみられている。

池氏は26日、個人のホームページに「米国が韓国を信頼しておらず、日本も韓国との情報共有に踏み込めない」とする谷内次官の発言に対し「すでに米国の政界と韓国安保分野の専門家らの間に広がっている常識だ」と掲載した。

 
池氏は「青瓦台と外交通信部の反応を見ると、政権の核心人物だけがこれを全く知らずにいたようだ」と述べた。また青瓦台が谷内次官の発言を「分不相応なこと」などと強力批判したことに対しても「失笑に耐えない幼稚な発言」とし「自分なら『知らなかった重要な内容』に対してヒントをくれた谷内次官に感謝する気持ちを持つだろう」と主張した。

池氏は「本当に恥ずかしいことは谷内次官の発言でなく『広く知られている重要な事実』(韓国外し)を彼らだけ知らずにいたということ」とし、青瓦台の反応を「ありがたい耳打ちに対し、敵対感を見せた」とこき下ろした。

池氏は自身が主張する「韓国外し」の根拠として、来月予定されている韓米首脳会談が、短時間に開催されることなどを取り上げて論じている。

また盧大統領の今回の訪米を「呼び出されて行くようだ」「国格に対する差別だ」などとし「韓国政府は直ちに恥ずかしい事実に恥ずかしさを感じず、それほど恥ずかしくない事実に対して必要以上におかしな反応を見せている」と述べた。

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