<フィギュア>ウィ・ソヨン、パク・ヨンジョン、イ・へイン…「ヨナキッズ」第2世代の飛翔

<フィギュア>ウィ・ソヨン、パク・ヨンジョン、イ・へイン…「ヨナキッズ」第2世代の飛翔

2019年09月09日10時54分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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イ・へイン[国際氷上競技連盟SNS キャプチャー]
  「フィギュア女王」キム・ヨナ(29)の遺産が実を結んでいる。2010バンクーバー冬季オリンピック(五輪)で金メダルに輝いたキム・ヨナを見てフィギュアに入門した2000年代生まれの選手らが銀盤を輝かせている。

  韓国女子フィギュアは2019~20シーズン国際氷上競技連盟(ISU)ジュニアグランプリ3大会で連続でメダルを獲得した。シリーズ第1戦(8月22~25日、フランス・クールシュヴェル)でウィ・ソヨン(14)が銀メダルを、第2戦(8月29~9月1日、米国レークプラシッド)でパク・ヨンジョン(13)がそれぞれ銀メダルに輝いた。第3戦(9月5~8日、ラトビア・リガ)ではイ・へイン(14)が韓国女子シングルジュニア最高点である197.63点で金メダルを獲得した。

  韓国選手のジュニアグランプリ金メダルはキム・ヨナ(2004・2005年)、キム・へジン(2012年)に続き3番目だ。特に、ウィ・ソヨン、パク・ヨンジョン、チョン・へインは「ヨナキッズ(Yuna Kids)」中でも第2世代だ。

  2014ソチ冬季五輪を最後にキム・ヨナが引退すると韓国女子フィギュアが再び不毛の地に戻るのではないか懸念の声が上がってきた。だが、チェ・ダビン(19)が2017札幌冬アジア競技大会で韓国フィギュア最初の女子シングルで金メダルを手に入れた。チェ・ダビンは昨年、平昌(ピョンチャン)冬季五輪で7位にのぼった。

  その後に続いてイム・ウンス(16)、キム・イェリム(16)、ユ・ヨン(15)などが2016年から韓国フィギュア大会を左右してきた。特に、イム・ウンス、キム・イェリムはジュニアグランプリでも入賞した。彼女らが「ヨナキッズ」第1世代だ。

  「ヨナキッズ」第1・2世代がともに活躍しながら韓国女子フィギュアは黄金期を迎えた。パン・サンア解説委員は「キム・ヨナ以降身体条件が良く熱意のある子供たちが大勢フィギュアに入門した」として「ロシア・カナダ・米国・日本などフィギュア強国より選手は少なくても実力は優れる。キム・ヨナの映像を見ながら習ったおかげでジャンプが正確で表現力が優れる」と評価した。実際に、イ・へインは「大会を控えて(キム)ヨナさんの動画をずっと見て役に立った。選手のほとんどが泰陵(テルン)スケートリンクで訓練するため、他の選手のスケーティング技術をお互いに見ている。上手い部分はお互いに聞いたりまねしたりする」と伝えた。

  第1世代と第2世代はわずか2~3歳の差。2022北京冬季五輪をめぐってすでに競争が激しい。シニアで活躍しているイム・ウンス、キム・イェリム、ユ・ヨンは昨年平昌五輪の場合、年齢制限(満16歳以上に限って出場)で出場ができなかった。初めての五輪である北京が最優先目標だ。

  現在、ジュニアであるイ・へイン、ウィ・ソヨン、パク・ヨンジョンの場合も3年後は満16歳が過ぎて北京五輪に出場できる。パン・サンア委員は「女子フィギュアは10代後半が全盛期だ。したがって、3年後にある北京の場合、第2世代にさらに適合している。もちろん、最も重要なのは負傷なしに五輪シーズンまで粘り強い実力を見せること」と話した。

  五輪、特にメダルまでの道のりは険しい。第1・2世代がともに出場するため、国内競争から簡単ではない。そのうえに、国際舞台に行くほどさらに激しい。女子シングルも高い技術力、その中でも高難度ジャンプの競争が本格化した。難しいと言われるトリプルアクセル(3回転半)はもちろん、男子の専有物とされてきたクアドラプル・ジャンプ(4回転)にも試みる。実際に、アリサ・リウ(14・米国)はジュニアグランプリ第2戦でトリプルアクセル+ダブルトゥループコンビネーション・ジャンプをきれいに成功した後、ルッツまで見事に成功した。女子シングルで選手が4回転ジャンプとトリプルアクセルに同時に成功したのは史上初めてだ。

  パン・サンア委員は「男子もトリプルアクセルとクアドラプル・ジャンプは難しがる。だが(女子選手の中で)誰かが成功すればジャンプの点数基準が高まるほかはない。入賞するためには韓国選手もジャンプ難度を高める必要がある」と展望した。

  ユ・ヨンはジュニア時代からトリプルアクセルとクアドラプルジャンプを磨いてきた。イ・へインも「トリプルアクセルは訓練で時々成功する。コーチと相談しながら完成度を高めている」と話した。

  今シーズンがまだ進行中なので「ヨナキッズ」第1・2世代の国際大会入賞は当分続くものと見られる。
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