マッコリ市場、韓国は停滞、日本は拡大(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.01 17:25
一方、酒類業界の大手はマッコリブームが上陸した日本列島を狙っている。 国内市場で焼酎を販売する代表的な酒類企業の真露(ジンロ)とロッテ酒類はマッコリ生産には参入せず、流通代行事業に進出した。 国内マッコリ生産会社と提携してOEM(相手先ブランドによる生産)方式で製品の供給を受け、日本をはじめとする海外市場で販売している。
昨年3月に日本市場にマッコリを出した真露は、抱川(ポチョン)のサンシン酒家で生産されたマッコリに「真露マッコリ」という商標を付けて日本で販売している。 真露ジャパンが焼酎を輸出しながら構築した流通網で市場を急速に掌握している。 輸出初年度は70万箱を販売したが、今年は上半期だけで83万箱を売った。 真露マッコリ商品開発部の関係者は「最近、雪岳(ソルアク)醸造を買収し、今後、輸出量を増やしていく計画。焼酎を通して真露ブランドが日本消費者によく知られた影響が大きい」と話した。