ソウルに住むパク某さん(34)は今年2月、妊娠16週目で妊娠中絶手術を受けた。血液と羊水検査の結果、胎児が染色体異常によるダウン症候群にかかっていることが分かったからだ。パクさんは「第一子だったので中絶したくなかったが周囲から強く勧められ、経済的な状況も思わしくなく、障害がある子供を育てる自信がなかった」と述べた。
国内で胎児100人中3人に先天性奇形があることが調査の結果明らかになった。1999年の調査結果では胎児の先天性奇形は100人中1.5人にすぎなかった。先天性奇形だと診断される比率が毎年0.1~0.7ポイント増加している。