マッコリ市場、韓国は停滞、日本は拡大(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.01 17:25
この数年間、酒類業界に旋風を起こしたマッコリ(濁酒)が、韓国と日本で異なる道を歩んでいる。 昨年急激に拡大した韓国マッコリ市場は今年に入って成長の勢いが鈍っている。 統計庁が発表した資料「品目別鉱工業生産量」によると、2009年上半期の濁酒生産量は8万6884キロリットル、2010年上半期は17万9786キロリットル、2011年上半期は19万1053キロリットルだった。
流通業界でもマッコリは相対的に増加率が低かった。 「Eマート」の酒類販売調査結果によると、国産ビールの今年上半期の売上高は7.2%増えた半面、 マッコリは1.5%増にとどまった。 マッコリは以前に比べると人気が高まったが、焼酎やビールに肩を並べられるかどうかは相変わらず疑問だ。 酒に対してやや保守的な韓国消費者の性向、保管と流通が難しい生マッコリの特性などが成長の障害となっている。
◇ビールの売上増加率を大きく下回る