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韓国大統領補佐官、「北、平昌でもてなされれば行動を変えるだろう」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.11 14:43
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文正仁(ムン・ジョンイン)大統領統一・外交・安保特別補佐官が「南北会談の次の段階として最も重要なのは韓米合同演習を一時的に中断すること」と話した。

文氏は9日、米CNN放送とのインタビューで「南北対話が究極的な韓半島(朝鮮半島)の平和につながることが可能か」との質問にこのように答えた後、「4月に合同軍事演習を再開する可能性もあり、5月にフォールイーグル(FE)を継続する可能性もあるが、状況は変わり得る」と話した。

彼はまた「一部では『過去の失敗を繰り返す」というが、私はそのように考えない」とし「我々は北朝鮮により柔軟に対応する必要があり、そうした後にいくつかの確実な進展を遂げることができる」と強調した。

 
また、「ジョージ・H・W・ブッシュ元大統領は1992年、北朝鮮が国際原子力機関(IAEA)の核査察を受け入れるように説得するためにチームスピリット演習を中断し、ビル・クリントン元大統領もジュネーブ合意の履行を助けるために94~96年3回のチームスピリット演習を中断したことがある」と説明した。

文氏は南北高官会談の結果に対しては「文大統領が期待した以上にとても喜んでいるだろう」としながら「北朝鮮が積極的に協力的な姿勢を見せた、本当に驚くべき反転だった」と評価した。

CNNの記者が「北朝鮮は絶え間ない武器実験で世界を無視してきたが、オリンピック(五輪)に参加する資格があるのか」と尋ねると、「北朝鮮を扱う時、否定的なことより肯定的な事業を執行する方が大変重要だ」として「北朝鮮を平昌(ピョンチャン)五輪に招いて彼らが一流国家であることを世界に見せつけることが北朝鮮にとって途方もなく良いこと」と話した。

記者が「北朝鮮は不良国家で人権を蹂躪し国連決議も拒否しているのに、それが北朝鮮に正しいメッセージを送るということなのか」と問い返すと、「(五輪参加は)大変重要で大事な出発になり得る」として「北朝鮮が平昌五輪でもてなされれば、行動を変え始めるだろう」と話した。同時に、「北朝鮮の非核化や人権改善、民主主義、生化学武器と大量破壊兵器の除去を一気に達成することはできない」と付け加えた。

文氏は「韓国政府が北朝鮮の五輪参加のために一時的に制裁を解除するつもりだが、米国を激怒させるリスクを押し切るのか」という質問には「我々は米国の意思に反するいかなる措置も取らないし、非常に緊密に調整・協力しているので心配することはない」とし「ドナルド・トランプ大統領も南北対話を推進するように求めたし、我々は彼の祝福を受けるだろう」と強調した。

文氏はトランプ米大統領が南北対話を自身の功績にしたことに対して「彼は称賛される資格があると考える」とし「トランプ大統領が平壌(ピョンヤン)とワシントンの間のすべての疎通チャンネルを断ったため、北朝鮮としてはソウルに来ること以外に他の選択肢がなかった」と話した。また、「それは非常に賢い行動だったし、北朝鮮は韓国を経て再びワシントンに向かうことになるだろう」と付け加えた。

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