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【時視各角】マクロ経済、航海士が見えない=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.22 10:15
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すでに直接的な衝撃もやってきている。先週末、米連邦準備制度理事会(FRB)はことしに入って2回目となる利上げに踏み切った。韓国(1.25%)と同じになった。年内に2000億~3000億ドル(約22兆2500億~約33兆3700億円)の資産売却も予告している。市中のドルがそれだけ消えることになれば、約0.25%の追加利上げ効果が予想される。韓国銀行が近い将来、財源をコントロールするほかなくなるという意味だ。何よりタイミングが重要だ。早すぎれば復活の兆しが見える景気の芽を摘んでしまうことになる。時期を逃し市場が不安定になれば、雇用だろうが改革だろうがただの空念仏になってしまう。

このようなグローバル金融市場を解決することは、風浪と暗礁が次から次とやってくる海を航海するようだ。航路を切り開き、風と波の動きを読んで船員を導く熟手が必要だ。特に、国際ネットワークも豊富でなければならない。そうしておけば、流れを見逃したり仲間外れになったりすることを防ぐことができる。青瓦台が人選びが大変だというが、視線を遠くに移せばまだ人材は多い。例えば、シン・ヒョンソン国際決済銀行(BIS)首席エコノミストやイ・チャンヨン国際通貨基金(IMF)アジア太平洋局長は韓国が生んだ国際金融界の宝だ。李明博(イ・ミョンバク)政権時に公職に就いていたという理由であきらめるようなことではない。経済首席兼マクロ側の航海士として活用すれば良いのではないか。特にシン・ヒョンソンは朴槿恵(パク・クネ)政府時、韓国銀行総裁職も断った。どのように迎え入れて使うかは文政府の力量次第だ。

 
韓国経済のファンダメンタルがまだ大丈夫だと言っても安心するようなことではない。急増する国の負債・家計負債は時限爆弾と同じだ。少子化・高齢化・低成長の構造的悪材料に外交・安保不安まで重なっている。骨が丈夫でこそ体も強くなる。マクロ経済という骨組みが支えてこそ、雇用も改革も可能になる。適所に適材を置くことがその第一歩だ。

イ・ジョンジェ/中央日報コラムニスト


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